授 産 品


はちみつ

障害者の施設で養蜂を行っているのは、空と雲の家福祉作業所だけではないでしょうか?現在施設内の養蜂箱は11群。約15万匹のミツバチさん達が飛び回っています(11月から3月までは越冬のために巣ごもりしています)
ほとんど全員。仲間と職員は蜜蜂さんの針攻撃の洗礼を受けています。

自然相手の養蜂は仲間には無理です。蜜蜂の生育を専門にやってくれる人がいます。現在も「ものつくり大学」で鉄に関する講義を行っている「小野寺さん」にその大役をお任せしています。

養蜂への道

2011年のある日、空雲合唱団としてイベントに参加していた時のことです。
合唱団と授産品の販売は必ずセットで参加していました。当時授産品は農耕班が作ったお米、押し花で作ったコースターやしおり、マグネットなどと一緒に、蜂蜜を仕入れて販売していました。その空雲の販売ブースに小野寺さんが立ち寄り、当時の理事長飯田陽子と立ち話しをしたことが「空雲オリジナル天然蜂蜜」のスタートでした。

小野寺「養蜂にすごく興味があって、自分でもやってみたいなぁと思っているんですよ」  
飯 田「えっそうなの!じゃぁ空雲で養蜂やってみない?」
この会話だけで小野寺さんは、それまで全く未知だった養蜂の世界に、のめり込んでいくことになったのです。

話はとんとん拍子に進み、2011年2月伊豆から蜜蜂5箱が引っ越してきました。
当初、責任感の強い小野寺さんは孤軍奮闘。養蜂をしている人がいれば疑問・質問を投げかけ、あらゆる資料を読み漁り、頭から足の先まで刺されまくり、まさに満身創痍。早朝から夕刻まで蜜蜂との生活に明け暮れていました。
初めて採蜜が出来た時には歓喜の涙を流し、フソ病にやられて半分を焼却処分にした時には悔し涙を流し。
一喜一憂しながら今日の「空雲の天然蜂蜜」の礎を築いてくれました。

はちみつ販売

安定して採蜜が出来るようになると今度は販売です。
パッケージは? 容器は? 包装は? 量と価格は?

試行錯誤しながらも容器はガラス。
パッケージは習字用紙に水彩で色を塗り、乾かした後に元代表理事飯田陽子お手製のゴム印を押して色えんぴつで色塗り、リボンで留めて仕上げ。
底に商品名や産地、原材料、販売元などを書いたシールを貼って出来上がり。

この頃にはちみつを食してみて季節により味が違うことに気が付きました。
そこで空雲はちみつは春蜜、夏蜜、秋蜜と包装紙の色を変えて販売。
試食をしてもらいその違いに皆ビックリ!味の違いを比べるために2個、3個と購入する人が増えました。

仲間の仕事

はちみつの採蜜が終わる前に、仲間はこんな仕事をしています

  • びんの底に商品名、種類、原材料、賞味期限、製造元、販売者などを書いたシールを貼る
  • 習字用紙に春(黄)、夏(緑)、秋(ピンク)の色を水彩で塗って乾かす
  • 用紙を決まった大きさに切って、ゴム印を押す
  • ゴム印の中を色えんぴつで塗る
  • 用紙を丸めてから伸ばす

ここではちみつを計量してびんに詰める
(これは職員の仕事)

  • はちみつを詰めたびんに色紙を掛け、セロファンでカバーし、針金で留めてからリボンを付けて出来上がり

空雲の天然蜂蜜

ある日県の広報誌に障害者施設の授産品紹介として「空雲はちみつ」が掲載されました。以後一週間注文の電話が鳴りやまず、事務所はコールセンターもいかばかりかとの状態になっていました。同時に近隣の方々が施設へ直接購入に来るのでてんてこ舞いでした。その年は11月中にすべての蜂蜜が売り切れ状態でした。その時購入した方々は今もリピーターとなって定期的に購入してくれます。

また道の駅はにゅう、キヤッセ羽生、与野のセルプセンター、県庁内の授産品を扱っているお店、店舗を持っている施設、その他さまざまな個人商店などからも取り引き依頼の問合せがあり嬉しい限りです。

羽生市の依頼で「ふるさと納税」の商品としても提供しております。

空雲のはちみつは100%天然
安心してお召し上がりください